埼玉県東西支部 第3回 FoseKiftCup 優勝
新入団員随時募集中
新入団員の募集は、随時受け付けています。まずは、体験練習にお越しください。
【12月体験練習会】
3日(日)8時45分〜16時30分
神扇グラウンド
24日(日)8時45分〜16時30分
ひばりヶ丘球場
【その他体験練習可能日】
9日(土)、10日(日)、23日(土)
問い合わせ先
事務局 : 信方(のぶかた)
080-5191-5323
[email protected] 随時
特定非営利活動法人設立認可記念
「第1回大宮七里ボーイズ杯
開催日:令和5年12月16日(土)、23日(土)
会 場:幸手市神扇グラウンド、ひばりヶ丘球場
参 加:小学生軟式野球チーム 6チーム
詳細は、:大宮七里ボーイズInstagramDM又は、080-5191-5323(信方:のぶかた)まで
トピックス
マツダボール第9回本庄市長杯ベスト4~準決勝タイブレークで惜敗〜
11月25日(土)、26日(日)、ケイアイスタジアム(本庄市民球場)にて、東日本ブロックの各支部から選抜された16チームによる本庄市長杯が開催されました。
2日連続ダブルヘッダーというスケジュールで行われるこの大会。ピッチャーの球数制限もあるため、チームの総合力が試される戦いになりました。
埼玉県東支部代表として出場した大宮七里ボーイズは、1回戦に本庄ボーイズ(埼玉県西支部)と対戦。 吉澤くん、五十部くん、田原くんの継投と、田口くん、江口くんのタイムリーなどで、8対4で勝利し、2回戦へ。
2回戦では、大会二連覇を狙う宮城仙南ボーイズ(東北支部)と対戦。1点を追う最終回の7回の裏、先頭の大友くんがフォアボールを選んで出塁すると、すかさず二塁盗塁。続く坂入くんが左中間を破る二塁打を放って同点に追いつきます。さらに満塁にして、迎えるバッターは大澤くん。フルカウントから相手エースの投球は、「ボール」の判定。押し出しで5対4のサヨナラ勝ち。みんなてつないだ勝利て、翌日の準決勝へ進出しました。
準決勝の相手は、藤岡ボーイズ(群馬県支部)。 秋季群馬県支部大会の優勝チームです。 1回戦で東京江戸川ボーイズ(東京都東支部)に10対4、2回戦で大洋ボーイズ(茨城県支部)に14対5の大差をつけて勝ち進んできました。大宮七里ボーイズの先発はエースの小池くん。両チームのエースの投げ合いで、試合は緊迫の展開になりました。球数制限で両エースが降板した後も、リリーフ陣が踏ん張り、最終回の7回が終了しても決着がつかず。2対2のまま延長8回へ。しかし、ここでも得点が入らず、大会規定により、1アウト満塁からのタイブレークに入ります。
タイブレークの表、大宮七里ボーイズは、大熊くんの犠牲フライと相手エラーで2点をもぎ取ります。
しかし、タイブレークの裏、強烈なゴロをセカンドが弾き、さらに中継がもたつく間に同点に追いつかれます。1アウト2・3塁のビンチ。続く打者を三振に切って取り、2アウト。しかし、次の打者を2ストライクまで追い込んだ場面で、ピッチャーが投げ込んだ低めのストレートがキャッチャーの股下を抜けていき、三塁ランナーが生還してしまいます。痛恨のパスボールでのサヨナラ負け。
まさに「死闘」。ナイスゲームを展開した両チームの選手たちにスタンドから大きな拍手が送られました。
藤岡ボーイズは、この勢いで、決勝では、群馬県央ボーイズに5対4で競り勝ち、みごと大会初優勝。
力が拮抗した上部の大会に行くと、走攻守のどこかにミスがあると負けてしまうことを痛感した貴重な大会になりました。
来月は中村紀洋杯銚子大会への出場が決定しており、また、他支部の強豪チームと対戦します。練習では見つけることができない何かを、選手だけではなく指導者も探し出していかなければなりません。
引き続き、応援よろしくお願いします。
第54回春季全国大会埼玉県東支部予選 ~悔しい準優勝~
11月19日(日)、UDトラックス上尾スタジアムにて、埼玉県東支部の準決勝と決勝戦が行われました。
準決勝の草加ボーイズ戦は、5回まで毎回得点を許し、5点差をつけられる苦しい試合展開。しかし、5回の裏、江口くんのライト前ヒットで同点に追いつき、最終回は、1アウト1塁から代打大澤くんのセンターオーバーのツーベースヒットで劇的なサヨナラ勝ちをおさめました。
この勢いで臨んだ決勝戦は、春日部ボーイズと対戦。夏の全国大会予選決勝と同じカードです。初回に1点を取られましたが、2回に2点を奪って逆転。先発の森本くんは4回まで1安打の好投を見せます。しかし、球数制限で交代すると、リリーフ陣が5回に同点に追いつかれ、6回には、2ランホームランを打たれて、逆転されてしまいます。大宮七里ボーイズは、相手の倍の10本の安打を放ちながらも、チャンスにあと1本が出ず、2対4で惜敗。またしても春日部ボーイズの壁の前に、全国行きを阻まれました。
来週は本庄市長杯、来月は中村紀洋杯銚子大会への出場が決定しています。他県の全国レベルのチームとの対戦となるので、この大会の中から、来年の夏の全国大会出場につながるヒントを見つけていきたいと思います。
第54回春季全国大会埼玉県東支部予選 コールド発進!
11月12日(日) 、春季全国大会埼玉県東支部予選が行われました。2回戦から出場の大宮七里ボーイズは、1回戦で浦和ボーイズに5対2で勝利して勝ち上がってきた幸手ボーイズと対戦。14安打の猛攻で、4回までに12点を奪い、大会規定により、12対1で4回コールド勝ちしました。来週の19日(日)は、UDトラックス上尾スタジアム(上尾市民球場)にて準決勝・決勝が行われます。悲願の「アレ」まであと少し。引き続き応援よろしくお願いします。
Foce Kift Cup 決勝進出
埼玉県東西支部第3回Foce Kift CUpは、予選リーグで、八潮ボーイズ、春日部ボーイズ、決勝トーナメントで、草加ボーイズ、越谷ボーイズを次々に撃破。10月29日(日)に行われる埼玉県西支部1位の狭山西武ボーイズとの決勝戦に進出しました。
なお、埼玉県東支部第1位となったため、11月中旬から開催される東日本ブロック主催の本庄市長杯への出場が決定しました。
夏季強化合宿
8月19日(土)から21日(月)まで、2泊3日の夏季強化合宿を行いました。コロナ禍で、しばらく合宿は自粛していたので、4年ぶりの合宿です。
3年生は、高校の説明会や部活動体験、報知オールスター大会の練習試合のため参加できず、新チーム(1・2年生)での合宿になりました。
今年は、白河ボーイズさんからの招待もあり、福島県西白河郡泉崎村にて、合宿を行いました。
初日は、白河ボーイズさん(関東大会出場)、南東北ヤングベースボールクラブさん(ジャイアンツカップ出場)、2日目は、白河ボーイズさん、南相馬ボーイズさんと練習試合を行いました。
3年生が抜けたポジションを埋めるために、数パターンの選手起用を試行し、 新チームの課題も見つかった有意義な3日間になりました。
関東大会
8月11日(金)、いよいよ関東大会が始まりました。
本庄市にあるケイアイスタジアム(本庄市民球場)で開会式を行い、開会式終了後は、伊勢崎市民球場に移動して、神奈川県支部の横浜泉中央ボーイズさんと対戦しました。
結果は、前半エラーがらみで失点し、後半粘りをみせましたが、3対6で惜敗しました。 やはり、上の大会は、エラーが致命傷になることを痛感した試合でした。
これで、3年生の公式戦は全て終了しました。3年生10人は、次のステージに向けて、新たな出発です。
ZETT杯 第6回 日本少年野球東京東親善交流大会 優勝!
7月30日(日)、ZETT杯 第6回 日本少年野球東京東親善交流大会の準決勝・決勝が行われました。
準決勝は、神奈川大和ボーイズと対戦。
3番関上くんの2打席連続ホームラン、4番森本くんのホームランなど、13安打を放ち、後半追い上げる神奈川大和ボーイズを振り切り、6対5で勝利しました。
決勝は、準決勝で城東ボーイズに11対4の大差で勝利し勝ち上がってきた江戸川南ボーイズと対戦。江戸川南ボーイズは、優勝すれば大会二連覇となります。
河川敷球場特有の風が吹いて、打者有利の展開となり、壮絶な打撃戦になりました。両チーム合わせてホームラン5本、二塁打8本が飛び出す中、大宮七里ボーイズ打線は、先発全員の23安打(清水くん、船水くんがホームラン)を放って、22対13で勝利し、見事、優勝カップを手にすることができました。
この大会で、点を取られても取り返す粘りの野球ができるようになりました。この勢いで、8月11日(金)から始まる関東大会に臨みたいと思います。引き続き、応援よろしくお願いします。
速報 関東大会出場決定
7月16日(日)、第54回全国選手権大会兼第48回関東大会予選の準決勝・決勝が行われました。優勝すれば全国大会、準優勝だと関東大会出場となる大一番の日です。
準決勝の対戦相手は、春季支部大会優勝チームの越谷ボーイズ。2点リードされた5回の表、打線がつながり5点を取って逆転するも、最終回、同点に追いつかれる壮絶な戦いになりました。延長8回表、大宮七里ボーイズは大友君のツーベースヒットで2点をもぎ取り、8回の裏を迎えます。ツーアウトランナー1・2塁、越谷ボーイズは、この日2安打の3番打者。カウントはスリーボールツーストライク。誰もが固唾をのんで見守る中、ピッチャー小池くんが、渾身のストレートを外角に投げ込みます。主審のコールは「ストライク!」。7対5で、みごと接戦を制しました。
決勝は、全国大会常連の春日部ボーイズと対戦しましたが、力及ばす、準優勝で終わりました。「全国大会」まで、あと一歩のところで敗れた悔しさを胸に、関東大会に臨みたいと思います。引き続き応援よろしくお願いします。
第9回ニッセイカップジュニア大会開幕
6月25日(日)、第9回ニッセイカップジュニア大会の開会式が行われました。コロナ禍で、どの大会も開会式を自粛していたため、実に4年ぶりの開会式になりました。大宮七里ボーイズは、来週2日(日)から登場します。
大逆転勝ち
6月18日(日)、夏の全国選手権大会兼関東大会埼玉県東支部予選の準々決勝。対戦相手は優勝候補の一角、埼玉杉戸ボーイズを最終回サヨナラ勝ちで勝ち上がってきた浦和中央ボーイズ。大宮七里ボーイズは、浦和中央ボーイズの小技を絡めた攻撃とエラーもあって、3回終了時点で、0対5の劣勢を強いられます。しかし、4回の表からは、打線がつながり、追撃の3点をもぎ取ると、5回の表、満塁から、森本くんの犠牲フライ、さらに、小野瀬くんの三塁打で逆転。その後も得点を重ね、見事、8対5で大逆転勝ちしました。準決勝の相手は、春季埼玉県東支部大会の優勝チームの越谷ボーイズ。引き続き、応援よろしくお願いします。
コールド発進
5月28日(日)、夏の全国選手権大会埼玉県東支部予選が始まりました。1回戦の相手は三郷ボーイズ。見事、7対0で、6回コールド勝ちしました。次の対戦は、6月11日(日)。相手は、埼玉杉戸ボーイズに最終回サヨナラ勝ちした浦和中央ボーイズに決まりました。引き続き、応援よろしくお願いします。
「準優勝」~悔しい最終回逆転負け~( 春季埼玉県東支部大会ジュニアの部)
5月21日(日)、春季埼玉県東支部大会ジュニアの部の準決勝と決勝が行われました。
準優勝で埼玉杉戸ボーイズに完封勝ち(2-0)した大宮七里ボーイズは、決勝で春日部ボーイズと対戦。1-2で迎えた7回表、大宮七里ボーイズは、大友くんの二塁打で同点、関上くんの2ランホームランで、4-2と逆転するも、7回の裏、勝利を意識したプレッシャーから守備の乱れが生じて3点を奪われ、サヨナラ負けを喫してしまいました。
この悔しさを、来週から始まる夏の全国選手権予選にぶつけていきたいと思います。
関東ボーイズリーグ大会開会式
4月9日(日)、ベルーナドーム(西武球場)にて、関東ボーイズリーグ大会が開催されました。コロナ禍で3年間開催が見送られていたので、久し振りに東日本ブロック(北海道ブロック除く)のチームが集まり、盛大に開催されました。
第15期生入団式!
4月2日(日)、第15期生の入団式を挙行いたしました。皆、野球だけでなく、勉強の方もヤル気まんまん。頑張れ1年生!
大宮七里ボーイズ潜入!!(速球対決)
埼玉野球チャンネル「しょーへーTV」で、大宮七里ボーイズの1年生(ジュニア組)と新入団生の球速対決!エグいスピードが出た!!まだ1年生でこれからが楽しみ!!
大宮七里ボーイズ潜入!!(グラブ紹介)
埼玉野球チャンネル「しょーへーTV」で、大宮七里ボーイズ2年生のグラブ紹介!使い込んで練習の成果が伝わってくる!品質も最高で色々とレベチ!!
大宮七里ボーイズ潜入!!(チーム紹介)
埼玉野球チャンネル「しょーへーTV」で、大宮七里ボーイズが紹介されました。監督は元プロ野球選手!大宮七里ボーイズに潜入!!選手達に考えさせてプレーさせるノビノビスタイルで元気いっぱいの選手達がグラウンドを駆け回る。大宮七里ボーイズの活動の様子がよく分かりますので、是非、ご覧ください。
逆転サヨナラ勝ち!
2月26日(日)、第14回ベースマン杯大会1回戦は、古豪、草加ボーイズと対戦。4対7の劣勢で迎えた6回裏、2アウトから怒涛の5連打で同点に追いつき、7回の裏は、芳賀くんの右中間を破る二塁打で、サヨナラ勝ち。しびれる試合でした〜。
2023年度必勝祈願
1月7日(土)、2023年度の練習初めの日。サブグランドの近くにある岩槻の満蔵寺さんにて、必勝祈願の御祈祷を上げていただきました。「全国大会」出場に向け、チーム一丸となって精進してまいります。今年もよろしくお願いいたします。
「大野元裕埼玉県知事賞争奪 第2回 埼玉県中学生硬式野球選抜大会」出場決定
12月3日(土)、4日(日)に開催される「大野元裕埼玉県知事賞争奪 第2回 埼玉県中学硬式野球選抜大会」に、大宮七里ボーイズが出場することになりました。この大会は、埼玉県内にある中学生硬式野球の4つのリーグ(ボーイズ、シニア、ポニー、ヤング)から選抜された16チームによる交流戦です。本年度、最後の公式戦になります。応援よろしくお願いします。
第26回山下杯親善少年野球大会 優勝
11月27日(日)、1年生大会の山下杯親善少年野球大会の決勝が行われました。対戦相手は八潮ボーイズ。初回から打線が爆発。9対3で勝利し、みごと優勝の栄冠に輝きました。たくさんの応援ありがとうございました。
チーム紹介
大宮七里ボーイズは、(公財)日本少年野球連盟(通称:ボーイズリーグ)埼玉県支部に所属する中学生の硬式野球チームです。
平成22年3月に創設し、今年で12年目を迎えます。
活動日は、毎週、土曜日、日曜日、祝日。
平日に市営球場で、自主練習を行うときもあります。
「野球がもっとうまくなりたい」、「高校野球で甲子園に行きたい」、「将来、プロ野球選手になりたい」という夢を抱く野球が大好きな中学生が集まって活動しています。
硬式野球の基本が学べます
監督は、元プロ野球選手。コーチ陣は、高校・大学・社会人の硬式野球経験者。硬式野球の基本を徹底的に指導します。基礎体力の向上や身体のケアについて学ぶ、定期的なプロトレーナーによる指導もあります。
自ら考え、気付き、実行する力を育てます
高校でも硬式野球が続けられるよう、押し付ける指導ではなく、基礎体力技術向上のためのトレーニングや練習方法、チームプレーについて、「自ら考え、気付き、実行する力」を育てます。
プロ直伝のトレーニングを導入しています
長岡監督のプロ野球時代の恩師である世界的なコンディショニングコーチ立花龍司さん直伝の中学生にふさわしい基礎トレーニングを導入しています。
文武両道を目指します
野球を通じて心身を鍛え、学業との両立を目指します。指導者のネットワークを活かし、志望する高校への進学を支援しています。
元プロ野球選手の指導も受けられます
長岡監督の知人である元プロ野球選手を招聘し、中学生に対する、より効率的な練習方法を学んでいます。
投手は、定期的に球速を数値化し、成長を確認しています
投手陣は、「スピードガン」で定期的に球速を計測し、数値によって成長を確認しています。
保護者の負担を軽減しています
「父母会」を組織し、各家庭の事情を考慮して、皆で役割を分担しています。練習時の「お茶当番」はありません。
障害のある方々の就労を支援しています
古くなったボールは、「障害者就労支援施設」にお願いして、障害者の方々に再生していただいています。
チーム名について
ボーイズリーグのチーム名は、「地域名」と「ボーイズ」を付けることになっています。
大宮七里(おおみやななさと)ボーイズは、活動の拠点である「大宮」と「七里」の地域名を付けています。
「大宮」は、武蔵国一宮である氷川神社に由来する由緒正しい名前です。平成13年、大宮市と浦和区、与野市が合併し、政令指定都市の「さいたま市」となり、現在は「さいたま市大宮区」として、「大宮」の名前が使われています。
「七里」は、大正2年から昭和30年まで存在した村の名前です。「七里村」の村名は、この地にあった「七ケ郷」(大谷、猿ケ谷戸、門前、宮下、膝子、新堤、風渡野)を合併した時に名付けられました。「七里」という地名は、現在存在していませんが、今も住民から「七里地区」と呼ばれて親しまれ、駅や小・中学校、公共施設、店名等では、通称地名として使用しています。特に、現在のさいたま市立七里小学校は、江戸時代末期の寺子屋から続く歴史ある学校で、明治時代の学制頒布後の初代校長であった清浦奎吾(きようら けいご)は、後に内閣総理大臣になっています。
このように「大宮七里ボーイズ」は、由緒ある「大宮」という名前と、歴史ある「七里」 という名前、そして、ラッキーセブンの「七」の付いたチーム名なのです。
地域の歴史や人々の願いがこもった貴重なチーム名だと考えています。
チーム創設の理由
大宮七里ボーイズの創設にあたって
監督 長岡 学
これまで私は、小学生の軟式野球チームの指導をしてきました。
卒団した子供たちのほとんどが、地元の中学校の軟式野球部に入部していきました。その理由は、硬式野球をやりたくても、地元に硬式野球のチームがなかったからです。
軟式と硬式では、その基本となる技術が大きく異なります。軟式のボールはゴムでできているので力が弱くても我流でプレーができますが、硬いボールを使う硬式野球は力強さと正確なプレーが必要になります。例えば、打撃において、軟式では、スイングが多少遅くても、振り出しや振り幅が多少大きくても対応できますが、硬式では、硬式対応型の正しいスイングを身に付けなければ、よいバッティングはできません。また、守りにおいて、軟式のゴロはバウンドが高く弾んできますが、硬式は低いバウンドで転がってきます。そのため、硬式では、ヒザを曲げ、腰を落とし、低い姿勢でのゴロの捕球と送球が大切になります。
打撃においても守りにおいても、また、体力面や精神面においても中学生は成長期であり、一番重要な時期です。将来、上部組織(高校、大学、社会人、プロ)の選手を目指したい人は、中学時代に基礎的な体力と硬式野球の正しい技術、集団生活のマナー、そして、強い精神力を身に付けておくことが必要だと考えます。
私が今まで経験・体験してきたことを子供たちに伝え、子供たちに夢と希望を与えられたらと思っています 。 (平成22年3月 記)
七ボの指導について
七ボの指導について
事務局 信方 壽幸
大宮七里ボーイズは、今年で、結成12年目を迎えました。
これまで続けてこられたのは、関係の皆様のご支援・ご協力のおかげと心より感謝しております。
大宮七里ボーイズは、中学生の硬式野球チームです。中学生に硬式野球を教えるのですから、指導者は、中学生の心身の発達の特徴を、しっかりと理解して指導に当たる必要があります。
まず、理解しておくべきことは、中学生の時期は思春期と呼ばれる時期にあるということです。
思春期とは、第二次性徴が発現してから大人に成熟するまでの時期です。子供たちは、第二次性徴によって身体が急激に大人になっていくため、精神面の成長が追い付いていけずに不安定になりがちです。言い換えれば、大人になりかけているのに大人のようにうまくいかずに潜在的に劣等感を持っています。これは、いつの時代の子供にもあったことですが、今日では、学歴社会、競争社会の中でのストレスが大きくのしかかり、これを助長する傾向にあります。中には、大人や友達との関係づくりに悩みを抱え、対人恐怖の症状が出て不登校になる子供もいます。親が心配して話しかけても反抗的な態度を取ったり、一人で葛藤したり、悩んだりするのも、ちょうどこの時期です。そのため、怒鳴ったり、叩いたりする指導は、思春期の子供たちの不安や悩みを増長し、反発を生むだけで、効果はありません。
また、この時期は骨が柔らかいため、まず骨が成長し、筋肉がそれを追いかけるように身体が作られていきます。男子の場合は高校1~2年生、女子は中学3年生ほどまでがこの時期です。この時期の骨は、両端が軟骨になっていて、骨端線と呼ばれる部分から骨が伸びていきます。そのため、骨、関節は成人と違って構造的に弱く、強いけん引力、圧迫力が繰り返し働くと、傷ついたり変形したりして障害が招じ易いのが特徴です。野球肘やオスグット・シュラッター病になるのは、これが原因です。そのため、大宮七里ボーイズでは、プロのトレーナーに中学生に合ったトレーニングメニューを考えていただき、ケガをしない体づくりに取り組んでいます。
勉強に目を転じてみましょう。勉強に大きなつまずきが見え始めるのも中学生の時期です。
中学生になると、基本的な内容は卒業し、奥の深い勉強が始まります。中学生は知識の積み重ねで勉強が進んでいきますので、基本が分かっていないと授業についていけなくなります。授業の進み方も早く、一度ついていけなくなると、どんどん取り残されていきます。その結果、生徒間で大きな学力差が生じてきます。「野球で高校に行くのだから勉強はしなくてもよい。」というチームがあるようですが、そんな子供はレギュラークラスのほんの一部の子供にすぎません。そのため、野球だけではなく勉強も頑張る子供にしていくことが大切なのです。
では、どうすればいいのでしょう。結論を先に言えば、人に言われて行動するのではなく、自ら考えて自ら進んで行動できるようにする指導が必要なのです。大宮七里ボーイズでは、こうした中学生の子供の特徴を踏まえて、「謙虚さと素直さを持つこと」、「自ら考えて行動できること」を大切にしながら指導に当たっています。
野球を通して、次代を担う子供たちの健全育成に努め、人として大きく成長できるよう、団員一人一人を支援していきたいと思います。
沿 革
我々の道のりには様々な出来事がありました。すべてが手探りの状態から始まり、試行錯誤するうちにチームとしてうまく機能するようになり、ここまで信頼と実績を積み重ねることができました。これからも向上心を忘れずに、新しいチャレンジから多くのことを学んで参ります。
・2010.3 元プロ野球選手長岡 学の発案で、中学生の硬式野球チーム結成(団員2名)
・2010.5 (財)日本少年野球連盟埼玉県支部から設立認可(部員募集開始)
・2011.4 チーム正式登録(選手12名、指導者6名登録)
・2012.3 関東ボーイズリーグ大会初参戦(西武ドームにて開会式)
・2013.3 第4回ベースマン杯大会で、初のベスト8
・2013.9 報知オールスター大会埼玉東選抜の監督担当、団員が大活躍
・2014.4 第17回関東ボーイズリーグ大会 3回戦進出
・2015.7 ウィルソンサマーカップ大会兼埼玉県支部40周年記念大会 3連勝でベスト8
・2016.11 第20回読売旗争奪山下杯親善少年野球大会(中学生の部)初優勝
・2017.11 第42回秋季埼玉県支部大会ジュニアの部 優勝
・2018.3 第9回ベースマン杯大会 優勝
・2018.6 第49回全国選手権大会埼玉県支部予選第三位 惜しくも全国大会出場を逃す
・2018.7 ジャイアンツカップ代表決定戦出場
・2019.3 第10回ベースマン杯大会 準優勝
・2019.9 第22回日高ロータリークラブ杯 ベスト4
〔ゼット杯第31回東日本選抜大会(福島県)出場〕
・2020.10 第45回秋季埼玉県支部大会ベスト4〔第4回中村紀洋杯出場〕
・2021.8 ライオンズカップ第10回中学硬式野球選抜大会出場
・2021.11 ニッセイカップ埼玉県支部大会 準優勝
・2022.11 第26回読売旗争奪山下杯親善少年野球大会(中学生の部)優勝
・2022.12 大野元裕埼玉県知事賞争奪第2回埼玉県中学硬式野球選抜大会出場
・2023.7 夏季全国選手権大会兼関東大会予選準優勝
・2023.7 ZETT杯第6回日本少年野球東京東親善交流大会優勝
・2023.8 熱中対策水カップ第48回日本少年野球関東大会出場
卒団生の進路先
■12期生
【県立】
大宮北高校、さいたま市立高校、川口市立高校、不動岡高校、
上尾高校(2)、大宮東高校、大宮工業高校(2)
【私立】
県内:立教新座高校、春日部共栄高校、浦和学院高校、
聖望学園、叡明高校、栄北高校、本庄第一高校
神奈川県: 東海大学相模高校
宮城県:大崎中央高校
■11期生
【県立】
春日部高校(2)、伊奈学園高校、上尾高校、白岡高校、
久喜北陽高校、上尾鷹野台高校
【私立】
栄北高校、浦和実業高校、埼玉栄高校、叡明高校、
浦和麗明高校、国際学院高校、第一学院高校
■10期生
【県立】
春日部高校、市立浦和高校、松山高校、 大宮北高校、
川口市立高校、上尾高校、 大宮南高校、浦和東高校、
鷲宮高校、上尾南高校、大宮工業高校、白岡高校
【私立】
花咲徳栄高校、叡明高校
■1~9期生
【県立】
浦和高校、越谷北高校、不動岡高校、熊谷高校、春日部高校、
伊奈学園総合高校、春日部東高校、上尾高校、大宮光陵高校、
浦和北高校、大宮西高校、与野高校、 川口高校、岩槻高校、
久喜北陽高校、桶川高校、浦和東高校、南陵高校、鷲宮高校、
川越西高校、大宮東高校、岩槻商業高校、大宮工業高校、
白岡高校、
【私立】
- 県内:慶応志木高校、開智未来高校、西武学園文理高校、
川越東高校、春日部共栄高校、獨協埼玉高校、本庄東高校、
西武台高校、昌平高校、埼玉栄高校、栄北高校、聖望学園、
花咲徳栄高校、東京農業大学第三高校、浦和麗明高校、
国際学院高校
- 東京都:駿台学園、明治大学中野高校八王寺校
- 茨城県:つくば秀英高校
- 静岡県:浜松開誠館高校
- 宮﨑県:日章学園(2019春のセンバツ甲子園大会出場)
- 栃木県:佐野日大高校
- 秋田県:秋田秀英高校
- 宮城県:大崎中央高校
- 新潟県:帝京長岡高校